私が30年以上様々なダンスを踊り続け、ダンサーとして活動してきた中で膝の痛みや踊る時の癖(首や肩に力が入ってしまう)などを克服したいと思っていました。また、その痛みの為に通っていた整体やマッサージ屋さん、一生通い続けなければならないのだろうか？　ふと疑問に感じ、 自ら身体の根本を治していかないと！と痛切に思っていました。

そんな時、ジャイロトニックに、出会いました。

英語でGyro－は『輪・円運動、らせん、スパイラル』。Tonicは『調子をつける、整える』の意味で、特に回旋/曲線/円周状の動きをメインに、 関節に負担をかけずに運動し、身体の軸に集中して、正しい骨格、美しい姿勢を作るのと同時に、肩こり、腰痛、ひざ痛などの痛みも改善します。なので、身体機能向上はもちろん、怪我のリハビリ、ストレス発散などにも効果大！！です。

元々1980年代にNYで発祥し、ダンサーは勿論、アスリート、ハリウッド女優、その後一般に多く広まってます。

ジャイロキネシスが機械を使わないエクササイズなのに対し、ジャイロトニックは機械を使って、より細かく正確にトレーニングします。私は偶然にもアルゼンチンで指導資格を取りましたが、今、一番踊っているタンゴを踊る為の基本姿勢、身体作りに精通していると思います。

2016年(今年の夏)資格を取得した時点で、アルゼンチンには9人のプロフェッソーラ(教師資格保有者)が居まして、その内 Corina De La Rosa (Forever tango オリジナルメンバー)を含む7人がタンゴダンサーなのです。そして、今も皆さんタンゴでも活躍されています。