TANGO

アルゼンチンタンゴの魅力
ブエノスアイレスの港町
ラ・ボカで生まれたタンゴ

タンゴの発祥は19世紀頃ブエノスアイレスの港町ラ・ボカ。広大なパンパと呼ばれる平原を持ち、穀物や牛肉を大量に輸出していたアルゼンチンは大変景気が良くヨーロッパから沢山の人が移り住み、アフリカからは黒人が奴隷として、中南米からは出稼ぎ者、インディオ達や地方の若者も大量にブエノスアイレスへ流れ込んで、活気で溢れていた。

しかし、『南米のパリ』と呼ばれる程美しく発展した街の、その裏では貧富の差がどんどん広がって、移民が多く住む港町では廃退した雰囲気が色濃く出るようになりました。

20世紀前半に黄金期を迎えたタンゴ

新天地でも向上しない生活を憂い、酒場で飲んだくれる若者たちに娼婦が加わり、歌い一緒に踊るようになりました、そうしてタンゴが生まれた。

はじめは戯れ歌をつなぎ合わせたようなものだったのが、しだいに洗練され、芸術的なものへと昇華してゆき、やがてプロの歌手、楽士、楽団、ダンサーが活躍するようになった。ジャンルとして確立したあと、1920年代に第一黄金時代を迎えた。

第一黄金時代を経て新しいタンゴを目指す流れに

第一黄金期というのは人気の度合とともに、タンゴがいちばんタンゴらしく輝いていた時代と解するべきだろう。しかし、そうした時代がいつまでも続くはずはなく、 30年代半ば以降は衰退局面が見られるようなった。その後、古典に帰るという潮流や、他のジャンルとの融合を図る試み、もしくは、より高度なものを目指す動きが現れた。そして40年代、 最も盛り上がった第ニ黄金期を迎える。

Salon Tango
サロンタンゴ

ショータンゴとは、振付があり、サロンタンゴよりも派手なムーブメントや他のダンスの要素も入る、お客様に魅せるタンゴです。

Show Tango
ショータンゴ

ショータンゴとは、振付があり、サロンタンゴよりも派手なムーブメントや他のダンスの要素も入る、お客様に魅せるタンゴです。